クルーズ中は、少なくとも３回は、タキシード着用のチャンスが有ります。
クルーズは、短期集中的にタキシードの勉強が出来るとても良い機会です。

1. クルーズ初日の夜、船長主催の「歓迎パーティ」。黒のタキシード上下＋立衿ヒダ胸シャツ＋黒の蝶ネクタイ＆カマーバンドに、ポケットチーフは白のスリーピークまたはパフ挿し…の正しい「タキシードの正礼装」で臨んで下さい。
   タキシードは、女性を引立てる為の極めて目立たない服装です。胸を張って堂々と奥様をエスコートしてあげて下さい。
2. クルーズ中は、色々な趣向を凝らした パーティが何回も有ります。楽しい「タキシードな楽礼装」を、試みて下さい。
   ドレスコード（服装の案内）に「インフォーマル」の日は、ジャケットを着れば 間違いありません。
   カジュアルジャケットの時は、蝶ネクタイする事。タキシードのズボンを組合せるとよりフォーマルです。
   タキシードの上着の時は、ノーネクタイ。カジュアルウェアと組合わせると、よりカジュアルです。
   ドレスコードに「カジュアル」とあっても、ポケットに 蝶ネクタイを忍ばせておけば、恥ずかしい思いをする事は ありません。
3. 場数を踏めば、パーティの趣向に、ピッタリの着方・着こなし出来る様になります。パーティが、タキシードが楽しくなります。
4. クルーズ最終日の前夜は、船長主催の「サヨナラ・パーティ」です。
   楽しいクルーズの思い出に、ちょっと楽しい「タキシードの楽礼装」を致しましょう。
   例えば、クルーズ初日の正しいタキシードの礼装の内、ポケットチーフに、奥様と御揃いのスカーフまたはバンダナを、パフまたはクラッシュで無造作に挿してみるのも、面白い。或いは、ブローチ等のアクセサリーを御揃いで用いてみてはいかがでしょうか。

クルーズは、短期間で楽しみながらお洒落上手になれるまたとないチャンスです。

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