衣類を食べる虫について
衣類を食べる害虫は、ヒメカツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシ、イガ、コイガの4種類の虫がいます。
これらの虫は、幼虫の時期に衣類を食べ、ウールやシルク特にカシミヤ等の柔らかい高級衣類が大好きです。
高級衣類ほど防虫対策が必要です。
衣類を食べる虫
ヒメカツオブシムシ
ヒメマルカツオブシムシ
イガ
コイガ
衣類の被害は上記の虫の幼虫による食害です。
衣類の被害のほとんどがヒメマルカツオブシムシによるものです。
多い時は1週間に体重の2~3倍量も食べると言われています。
衣類を食べるのは、幼虫だけですが、成虫は春には野外で出没し、秋にかけて産卵をします。ヒメマルカツオブシムシは、白系の花の蜜を好みます、これらの花を家庭に持ち込む時は、注意して下さい。
ヒメマルカツオブシムシは、外に干している白い洗濯物などに付いて室内に侵入し、ふかした幼虫の食料となるウールなどに卵を産み付けます。
卵からかえった虫達は、冬を越すまで脱皮を繰り返し、衣類を食べ続けます。暖かくなり衣類を保管する時は、しっかりした防虫対策が大切です。
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