タキシード :激安オーダーシャツ・ワイシャツの専門店MISQUE(ミスク)

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タキシード(英: Dinner jacket, Tuxedo)は、男性用の礼服の一つで、本来は夜間のみ着用される物であるが、現代の日本では午後からの会合に着用されることも多い。同じく夜間用の礼服である燕尾服よりもやや略式なものとみなされる。イギリスではディナー・ジャケット(会食服)、その他のヨーロッパ諸国ではスモーキング(smoking。喫煙服)と呼ばれる。

タキシード及び同等の上着を中心に構成される服装(ドレスコード)に於いては黒い蝶ネクタイを着用するのが決まりであり、ブラック・タイと称される。そのため、タキシード着用の際には黒い蝶ネクタイが正式である。用途が広く、国賓を招いた晩餐会から気軽なパーティーなどまで、広く着用されている。

近年の日本では結婚式の新郎が着るフロックコート風の衣装を「タキシード」と呼ぶこともあるが、これは本来のタキシードではない。また、タキシード仮面が着用しているのはタキシードではなく、燕尾服である。

 

タキシードの歴史

  • 1870年代初頭、ドイツやフランスのカジノでショールカラー(へちま襟)の尾のない燕尾服を着ることが流行し、これらは、元来が自宅の部屋でくつろいで喫煙する際に着る喫煙服のデザインを取り入れたものだったため、スモーキングと呼ばれた。
  • 1876年、当時のイギリス皇太子エドワード7世がこのスモーキングのファッションを英国に取り入れ、ディナー・ジャケットを考案し、パーティーなどで着用するようになる。
  • 1886年、ニューヨークのタキシード・パーク倶楽部の正装舞踏会で、全員が燕尾服を着ている中、グリスウォルド・ロリラードという人物が燕尾服に着替えるのを忘れ、真っ赤なスモーキングジャケットを着用したままパーティーに参加したことが米国における始まりであるといわれる(タキシード事件)。これは、彼がその年の夏に訪れたヨーロッパで見た流行のスタイルを取り入れて意図的にそのような格好で現れたのを、周りのアメリカ人たちが「着替え忘れた」と勘違いした、とする説もある。
  • 1890年代には色とりどりのスモーキングジャケットと燕尾服のズボン、シャツ、小物を組み合わせたファッションが若者の間で流行する。この当時からアメリカではタキシードという呼び名が定着した。
  • 1900年代には黒のジャケット、燕尾服用のズボン、ウィングカラーのシャツ、白ベスト、白蝶ネクタイというスタイルが礼装として米国市民権を獲得する。
  • 1910年代には当時カジュアルシャツであったヒダ胸シャツと組み合わせた着こなしが大流行する。
  • 1920年代には夜の正礼装である燕尾服に次ぐ礼服として世界中に認知される。
    • 黒蝶ネクタイと黒のカマーベスト、カマーバンドが用いられるようになり、ブラック・タイと呼ばれるようになる。
    • それまでショールカラーしかなかったジャケットに、燕尾服に似せたピークラベル(剣襟)のジャケットが新たに加わる。また、ダブルのジャケットも登場する。
  • 1930年代より白タキシードや色柄もののカマーバンド、蝶ネクタイなどが販売され、用いられるようになる。1920年代に登場したダブルのジャケットが流行する。
  • 1950年代にはピーコック革命の波に乗り、色柄物のタキシードやクロス・タイ、フリル、レース、色物のシャツなどが用いられるようになる。
    • ピーコック革命の後、タキシードは再び黒一色に戻る。
  • 1970年前後、上下白のタキシードにフリルシャツと言う組み合わせが花婿の衣装として流行する。
  • 1986年、タキシード100年、自由の女神100年、コカ・コーラ100年、オーストラリア建国100年などのイベントのさなか、タキシードに普通のネクタイを組み合わせた取材陣が数多く見られる。
    • 日本では光物のアクセサリーなどをつけたディスコスタイルのタキシードが着られる。
  • 1989年にはカリフォルニア・ブラックタイ、テキサス・ブラックタイと呼ばれる着方が現れる。

 

wikipediaより

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