アスコットタイの違い:激安オーダーシャツ・ワイシャツの専門店MISQUE(ミスク)

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礼装用のアスコットタイ「又の字」も、アスコット結びの蝉(せみ)タイも、カジュアル用のアスコットスカーフ(パフタイ)も、馬術競技用のネクタイも、花婿用の涎掛けみたいなネクタイも、全てアスコットタイと呼んで混同している様です。
本当のアスコットタイ「又の字」は、昼間の礼装の象徴です。
アスコットタイ(スカーフではありません)+立衿のシャツ+モーニング三ッ揃の着方は、英国伝統の礼装・アスコットモーニング。その名の通り、お昼過ぎ迄の礼装です。夕刻からは決して致しません。
今では、アスコットタイ+立衿シャツは、ダークスーツ・ブラックスーツ・ディレクターズ等と組合わせた、グローバルスタンダードの「アスコットな楽礼装」に広く用いられています。

18世紀「スーツと言う着方」が確立し、衿飾りに「アスコット結び」が現れ、大流行。しかし当時は、衿を飾るモノは、スカーフからネクタイへ、進化の過程の真っ最中。その途中の形のモノを、「アスコット結び」にしたのが「蝉タイ」です。
これは、細長い帯紐状のネクタイを「アスコット結び」にした「又の字」と同様に、立衿シャツと組合わせて「アスコットな礼装」に用いられます。
「蝉タイ」タイプのアスコットタイは、欧米では花婿の制服、グレーのモーニングと組合されて用いられますが、決して花婿専用ではありません。華やかな昼間パーティには、「又の字」タイプより相応しいかも知れません。尚、タイピンは「又の字」同様、「アスコット結び」の結び目の直下に付いている事を確かめてからにして下さい。

アスコットの簡単結び「パフタイ」は、18世紀-19世紀にフロックコート、モーニングコート、テールコート等と組合わされて、オフィシャルな「場」でのビジネスの服装に用いられました。今では馬術競技の乗馬服に用いられるだけです。礼装用では有りません。これを用いても礼装にはなりません。

本物と混同されているアスコットスカーフ「パフタイ」は、全くのカジュアル用です。
「軽井沢ブラックタイ」として、気さくな楽しいパーティに最適な組合わせです。

 

激安オーダーシャツ・ワイシャツの専門店MISQUE(ミスク)

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