礼装用ズボンの側章はなぜ付いているのですか?また、燕尾服は2本でタキシードは1本なのはなぜですか?:激安オーダーシャツ・ワイシャツの専門店MISQUE(ミスク)
ズボンに側章が付けられたのは、18世紀末から19世紀にかけての頃。軍服のズボンに採用されたのが始まりとされています。
ズボンの形が、キュロット(半ズボン)からパンタロン(長ズボン)に変わって間もなく、騎兵・歩兵・砲兵・工兵等、兵種毎の色分けに用いられました。これもナポレオンの軍隊が最初と言われています。
次に、燕尾服は側章2本、タキシードは1本と決めているのは日本だけかもしれません。
恐らく、1920年代・30年代にタキシードが、燕尾服に次ぐ準礼装として、世界の国々で認知された際に、何処かの誰かが、正・準の格差をはっきりさせる目的で、燕尾服に1本増やしたのが始まりかもしれません。それを当時の宮内省・外務省が、そのまま踏襲したものと思われます。
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