ペイズリー柄とは、スコットランド南西部の都市の名「ペイズリー」からうまれた、

織物に織り出された複雑で特有な植物模様のことをいう。

ペイズリー柄は、松かさや、やしの葉、糸杉、マンゴー、生命の樹などを図案化した模様のこと。

マガタマの柄行に見えることから、日本ではマガタマ模様とも呼ばれる。

さかのぼること19世紀、インドからスコットランドに持ち帰ったカシュミールを真似して織った毛織物が起源といわれている。

元来はイラン近辺発祥の模様が織り出されていたものと考えられ、

それがスコットランドに渡って普及した。

複雑な植物模様を織り出すには高度な技術が必要なので、現在では織柄としてよりもプリント柄として多く流通している。

オリエンタルな雰囲気の模様が、おしゃれな演出には欠かせない存在になっている。

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