紫外線による衣類の影響
【日光による紫外線の影響】
夏の日差しは、衣類にも悪影響を与えます。
太陽光線の紫外線の影響で、衣類の染料が分解して、色あせや色ハゲなどを起こしてしまいます。
ですから、色柄物の洗濯物を干すときには、直射日光があたらない場所に干すのがポイントです。
特に綿素材の濃色の衣類は、要注意!!!
【蛍光灯による紫外線の影響】
また、紫外線による色ハゲは、衣類に収納時にもよく発生します。紫外線は太陽光だけではなく、蛍光灯でも発生しているからです。
クローゼットなどに収納していても、扉の隙間から蛍光灯の光が入り、長時間光のあたった部分のみ色ハゲや色あせなどが発生することがあるので注意が必要です。
上記のようなことにならないように、干す場所や収納方法には、十分注意して下さい。
販売されている衣類には、染色状況が強いものから弱いものまでさまざまです。染色の状況の良し悪しは、価格とは関係がありません。
高額な衣類は、染色が強いと思われがちですが、どちらかというと海外の高級ブランドや高級衣類の方が染色が弱い方が多いように感じます。
もし、このような事が発生したら…修復するには、壊れた部分に染料を足たす特殊技術で色修正(染色補正)をするしか方法はありません。
色修正は、非常に特殊な技術なので、修復できるクリーニング店は、日本全国でも極少数です。どうしてもあきらめられない衣類なら、クリーニング店に相談してみてください。
全ての衣類が直るわけではありませんが、修復できる可能性は極めて高いです。
ただし、脱色部分が大きいほど時間と手間がかかりますので、一般的にはお値段も多少高額になってしまいます。
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