漂白の基本

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洗剤と漂白はどちらも汚れを落とす洗浄剤ですが、汚れを落とすメカニズムが全く異なります。
洗剤の主成分は界面活性剤、汚れに吸着して、汚れを引きはがして落とします。
しかし、漂白剤は汚れを化学的に分解して汚れの色素を破壊し、汚れを取り除きます。

汗や汚れが衣類に残っていると、汚れが空気中の酸素と化学変化をおこして黄ばんできます。
また、ジュースなどのシミも衣類についてすぐなら水や洗剤で取り除けける場合も多いですが、時間が経つと色素が残って取り除けない場合もあります。
このような場合に漂白処理をおこないます。

【漂白に有効な色素】

基本的に漂白は汗などの人体の汚れによる黄ばみ、ワインやジュースなどの果実、コーヒーやお茶、カレーやソースなどの食品の色素などに有効です。
ボールペンやマジック、口紅、絵の具、色移りの色などのシミには効果があまりありません。
(塩素系、還元系の漂白剤は有効な場合もあります)

【漂白をする前に、まず油性処理を】

基本的にシミの構造は、油性・水性・色素のシミが混ざっています。
漂白処理をおこなうまえに台所洗剤などで油分などの洗剤や水で流れる汚れを先に取り除くことが基本です。
まずはしっかりと取り除ける汚れは取り除いてから漂白処理をおこないます。

 

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