ブラックスーツをおしゃれに :激安オーダーシャツ・ワイシャツの専門店MISQUE(ミスク)
結婚式の服装にブラックスーツ(略礼服)、と聞くと恐らく10代、20代の方の多くは「ダサい」というイメージを持っていらっしゃると思います。30代の方でも同じかも知れません。しかし、アメリカなどでも最近は、黒の細い番手の生地で作ったシングルスーツをタキシード代わりに使ったりしています。このように最近の欧米のブラックスーツの扱いは、日本のブラックスーツとよく似ています。
ただし、肝心な装いは日本とは全く違い、ブラックスーツでオシャレなパーティーに出席しても全く浮きません。それは、タキシードなどの本来のフォーマルな服装をベースに装うという意識があるからでしょう。日本の結婚式で良く見られる様な、なんのバックボーンもない不思議な服装とは、まったく違って見えます。日本のブラックスーツ、いわゆる略礼服は、どの服装がベースにあったのか今となっては定かではありませんが、少なくとも現在の装いは、本来の礼装のいかなるものともかけ離れてしまっています。
しかしブラックスーツでも礼装を意識した装いさえすれば、ディレクターズ・スーツにさえ負けない、スタイリッシュな準礼装となるのです。
シーン別の例
- 夜の平服指定のパーティーや披露宴など。昼に着用する場合、シャツをプリーツ無しにし、カフリンクスは白い石のものにする。
- 挙式中は別にシルバーのタイなどを締めるとなお良い。
ブラックスーツを平服指定の結婚式等にそのまま着ていくと、どうしても田舎臭さが出てしまいます。アスコットスカーフを合わせただけで、ブラックスーツが華やかになります。もし、あなたが、会社の同僚や友人の平服指定の結婚式に出る場合は、アスコットスカーフを巻いていっても構いません。ただし、平服指定の式であっても、挙式自体は格式のある場所で行う場合もあるので、カバンにはそっとシルバーグレーのネクタイや黒と白の縞柄のネクタイを忍ばせておくと安心です。
夜のパーティーにアスコットスカーフを巻いていくだけで、ブラックスーツのイメージである、堅い、ダサイ、という印象をもたれることはないでしょう。また、披露宴から二次会にそのまま出席する場合などに、披露宴で締めていたネクタイを外し、アスコットスカーフを巻き、チーフも変えて二次会に向かう、というのもオススメです。
- 夕方までの結婚式・披露宴などで、正礼装でないイベントに。
- 親族や職場仲間、友人など、誰が装っても構わない。
ブラックスーツの昼の装いとしてオススメしたいのがアスコットタイを合わせたスタイルまず、ジャケットはモーニングコートのジャケットにも似たシングルの一つボタンを選ぶことによって、よりフォーマル感を出しています。また、シャツをウィングカラー・ネックウェアをアスコットタイにする事で、更にフォーマルになっているにも関わらず、オシャレで華やかになっています。チーフは華やかさを加えるために敢えてパッフドにし、ドレッシーに仕上がっています。そして決め手のアスコットタイ。ネックウェアにアスコットタイを選んだ事によって、ぐっと華やかな印象になります。もしも平服指定の場合等で、フォーマル感を削りたい場合は、アスコットタイを色ものに変えたり、結び下げのネクタイにしたりして、調整しましょう。
アスコットタイを締めた場合、スーツにベストを合わせると、とても素敵に見えます。元々アスコットタイはスーツがかならず3ピースで着られていた頃に生まれたものですから、もっとも似合うのも3ピースなのでしょう。アスコットタイの着こなし、是非チャレンジしてみてください。
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