タキシードにはショールカラーとピークラペルがあるようですが違いは

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タキシードの衿の形、お部屋で着ているガウンに、似ていませんか。ショールカラー(へちま衿)と言います。
1886年、室内着のスモーキングジャケットと、燕尾服のズボン・シャツ・ネクタイ・小物が組合わせれて、タキシードが誕生しました。衿の形は、スモーキングジャケットの衿型、ショールカラー(へちま衿)をそのまま踏襲しました。
20世紀になって、正礼装の燕尾服に準ずる礼装として世界中で認知されてから、燕尾服の衿型ピークラペル(剣衿)のタキシードが現れましたが、主流は相変わらず、ショールカラーでした。
最近は、普通のビジネススーツの衿型ノッチラペル(刻み衿・菱衿)のタキシードも見掛けます。

衿型のタキシードも、黒のタキシード・ジャケット&パンツ+立衿のシャツ+蝶ネクタイ&カマーバンドの「正しい礼装」に用いられます。しかし、この着方は本場アメリカの人も、フルドレス(完全武装・重装備)と呼んで、年に1回か2回しか着ません。
その代わり、「正しい礼装」フルドレスの組合わせの内、何点かを用いた「楽しい礼装」のタキシードの機会は、よく有ります。

ショールカラー以外の後から出来た衿型のタキシードは堅い感じで「楽しい礼装」には不向きの様です。

黒・ショールカラー・シングル・一つ釦の定番のタキシードが、最もタキシードらしいタキシードとして、正礼装から楽礼装・ラフ礼装まで幅広く使えるので、世界の多くの人々が愛用しています。これからも気楽着楽のタキシード、ショール力ラーが主流である事に、間違い無さそうです。

 

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