浴衣の洗濯方法

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浴衣って、ご家庭でも案外簡単に洗えますが、洗濯後のアイロン掛けが、出来ない場合はクリーニング屋さんにお任せするしかないですが・・・・
でも浴衣を洗うと怖いのが色移り!現実、ご家庭で失敗してクリーニング店に持ち込む衣類にこの浴衣はとても多いです。ここでは、非常に色移りがしやすい、浴衣洗濯方法をご紹介します

① まず、色落ちチェック!

白いタオルに水をつけて、色部分をトントンと軽くたたきます。
それで色が出る場合は、色移りがする可能性が高いのでクリーニング店にお任せして下さい。

② 浴衣の洗濯方法

洗剤は、基本的に中性洗剤を使用します。その訳は、一般的な洗濯用洗剤は、洗浄力は高いですが、pHがアルカリなので、色が流れやすくなります。

また、色が流れた場合は、水量が少ないと色移りがしやすくなりますので、たっぷりの水量で洗うのがポイントです。
最近の洗濯機は、水量が少ないので色移りがしやすいので注意しましょう!

浴衣を洗う場合は、少し手間でも1着ずつ洗うようにしてください。浴衣をまとめて洗って、もし、色移りが発生したら大変です。
汚れ具合にもよりますが、基本的に洗濯機で洗う場合は、弱回転で2,3分洗えば充分です。その後、たっぷりの水ですすいで、お好みでのりつけを行ないます。
注意しなければならないのは、最後の脱水工程です。色移りは、案外脱水で起こる場合が多いです。
脱水の遠心力で、色が動きやすくなるからです。この場合も、脱水が高速回転に入って5秒~10秒くらいで一度停止し、浴衣などを取り出して、再度脱水をしこの方法で繰り返します。もちろん、脱水後は、すぐに干さないと色移りが発生しやすくなりますので、すぐに干すようにしてください。
乾燥機で乾燥すると早く乾くので、色がにじみにくいメリットはありますが、のり付けしたのりが利かなくなります。

 

浴衣・ハッピ洗いの裏技!

色落ちテストで色が大丈夫だったが、実際に洗ってみると色が出た!なんてこともあります。
それは、洗剤を使用するのが原因です。色落ちの少ない中性洗剤でも、洗剤を使用することで水が衣類に浸透する力が上がり、色が流れやすくなります。
ですから、ほとんど汚れていない場合は、洗剤を使用せずに、水だけや水にのり剤を入れて浴衣を洗うと色落ちはしにくくなります。洗剤を入れなくても水だけで初期的な水溶性の汚れを落とすからです。
また、クリーニング店でも汚れていない浴衣は、洗剤を入れないでのり剤でサッと洗っている所もあります。
ただし、皮脂汚れや油汚れは、落ちません。この場合は、汚れている部分を中性洗剤などで洗濯前に軽くもみ洗いすると良いでしょう。(この時に色移りには注意して下さい)
その他に、桶などに氷水を入れて洗うと色が出にくくなる色止めの裏技もあります。家庭での色止め剤として、お酢や塩を入れても色止め効果があります。その場合は、水ですすぐ必要があります。

プロのクリーニング屋さんも、上記の方法で色止めをして洗っている所が多く、特に浴衣洗濯では、色落ちを気にして洗っています。
浴衣の洗濯のコツは、色落ちさせない洗濯方法がポイントなのです。

家庭で浴衣の洗濯に自信がない場合や色落ちテストで色が出た場合は、クリーニング店にお任せして下さい。
現在、クリーニング店では、フィックス剤(色を止める働きをする薬剤)入りの高性能の洗剤が開発されていますので、色落ちをさせないで水で洗濯することが可能になりました。

 

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