ポケットチーフ :激安オーダーシャツ・ワイシャツの専門店MISQUE(ミスク)
ポケットチーフはフランス革命後、19世紀に燕尾服やモーニングコートといった当時のカジュアルウェアが礼装に格上げされるとともに、礼装には欠かせないアイテムとなる。
この当時のポケットチーフは白のみであった。 その後スーツファッション(ラウンジスーツ)が広まり、特にイギリスとイタリアにおいて普段のスーツと合わせて使われる様になり、白生地に縁取りが青や赤などのものや、生地そのものが白色でないもの、そして柄のもの、ネクタイの共色を合わせるなど、カジュアルとしても使う事の出来るアイテムとなっていった。ハンカチや布の切れ端などを用いたり、主に女性が扱うレースが付いたポケットチーフが登場し益々多様なお洒落を楽しむことが出来るようになっている。
ポケットチーフは極めて西洋的な物に感じますが、実は中国の農民の日除けの手拭いが、その元になったと言われています。西洋でも始めは、労働者の人たちが衣服の適当なところに挿したり結んだりして、そのまま手拭いの様に使っていました。その後、ブルジョアのファッションが労働者の服装を取り入れると共に、ポケットチーフはファッションアイテムとして認知されるようになりました。
実は日本でも同じような服装の文化があり、江戸時代ではいわゆる「遊び人」の町人の間で、帯に手拭いを挿すのが粋な服装の着こなしとして流行していました。それはそのまま西洋の服装におけるチーフの位置づけと一致します。
日本においては長らく結婚式などだけのフォーマルアイテムとして認知されてきましたが、男性の服装の小物として現在急速に普及が進んでいるアイテムの一つで、様々な色・柄がありますから、好みの柄を探してみましょう。カジュアルやビジネスウェアにおいても、手軽にオシャレを楽しめ、簡単にドレスアップ出来る事から、現在、非常に人気が出ています。ポケットチーフの折り方も無数にあり、イタリアの男性達は自分だけのオリジナルな折り方を試している方も多くいらっしゃるそうです。
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