ビジネスにも冠婚葬祭にも使えるダークスーツ

ダークスーツとは、ビジネスにおいて基本となる、濃紺やダークグレーの無地のスーツを、総じてダークスーツと呼びます。

ダークスーツは、スーツの基本となる色ですから、ある程度かしこまった席なら、対応出来ます。その上、痛みが目立ちにくく、日本人の肌色にもピッタリです。

最近はビジネスでも黒いスーツが大変人気です。確かに、黒い生地だと、かなり低品質な生地でも、それなりに見えますし、なにより格好良いです。ただ、同じ色同士を比べると、一番品質の違いが出るものも、黒なのです。

また、デザーナーズ・ブランドの黒いスーツは確かにスタイリッシュな物が多いですが、シルエットが多少奇抜な物が多く、冠婚葬祭などの、クラシックなスーツが多い場ですと、少々浮いてしまいます。しして一歩間違うと水商売っぽくなってしまう恐れも大きいのです。

それに比べて、濃紺やダークグレーのスーツは、着る人を真面目に、誠実に見せてくれますし、スーツの基本の色でもあります。ただ、葬式などの弔事の場合は黒いネクタイをするだけでいいので簡単ではありますが、結婚式の場合は、着こなしに悩む事が多いのも事実です。

ダークスーツにも、白黒のモーニングタイかシルバータイ、ベスト、シングルの裾、白いシャツ、内羽根のストレートチップ。これらを合わせると、よりフォーマルな装いとなり、ブラックスーツの中に混ざっても、違和感が有りません。平服指定の式で、あなたが親族であった場合など、不安な時は迷わずこういったアイテムを着こなしてフォーマルに装いましょう。また、ネックウェアに合わせてポケットチーフも挿すと更に良いでしょう。現在でもたまにいらっしゃいますが、ダークスーツに白いネクタイ、というのは、はっきりいってダサ過ぎますし、少しもフォーマルに見えません。

最後に、スーツの柄は、チェックは避けましょう。ストライプは、うっすらとした物なら違和感がありませんが、柄の大きな物や、目立つ物は避けたほうが良いでしょう。

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