ベスト :激安オーダーシャツ・ワイシャツの専門店MISQUE(ミスク)

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ベスト(フランス語 veste、英語 vest)は胴着の一種であり、国や時代によって意味や形態が異なる。本来は下着と上着の間に着る中衣であった。日本では主に袖のない、前合わせの中衣或はインフォーマルな上着を意味し、チョッキ(直着、またはジャケットの訛りとされる)、ジレ(フランス語 gilet)とも呼ばれる。

 

来歴

ベストの基は15世紀後半から17世紀半までヨーロッパの男性用上着だったダブレット(英:Doublet、西:Jubón、仏:Pourpoint)である。1650年頃にはダブレットは着丈、袖丈が短くなり、身幅も狭くなっていた。そして、1660年代からはその上に市民や兵士の防寒着だったカサック(仏:cassaqe、英:casock[1])から変化したジュストコール(仏:Justaucorps、英:coat)が上着として着られるようになり、ダブレットは中衣となってベスト(仏:veste、英:vest)と呼ばれるようになった。

当時の着こなしでは、中のベストが見えるように上着(ジュストコール)の前は開けたままにし、袖口からシャツを出していた。そのため、ベストは派手な色彩や豪華な刺繍が施されたものになった。また、この頃のベストには袖があり、袖口からシャツを覗かせる代わりにベストの袖口にレースを縫いつけたものも見られた。

18世紀に入るとジュストコールが細身になり、ルイ15世の時代にはベストの袖が無くなった。そして、この袖の無いベストはフランスではジレ(gilet)、イギリスではウェストコート(Waistcoat)とも呼ばれるようになった。

ダブレットから袖無しベストへの変化

16世紀後半のダブレット。

17世紀前半のダブレット(1629年)。

1650年頃のダブレット。

袖付きのベスト(1770年)。

袖が無くなったベスト(1790年)。

 

現代のベスト

 

カジュアルなベストの例

 

イギリスでのベスト(アンダーシャツ)

 
フランス

現代のフランスでは、ジャケットや短めのコートを広く意味する。

英語圏

アメリカ英語でベストは袖のない中衣全般を意味し、婦人用のものや中衣に限らず上着として使えるものも含まれる。日本語でのベストは主にアメリカ英語の意味である。

イギリス英語では袖のない中衣はウェストコートと呼ばれており、ベストはアメリカ英語でのアンダーシャツを意味することが多い。

現在では古語であるが、僧服の意味もあった。

上着を着たときに胸元にベスト(ウェストコート)が見えることから、ジャケットやブラウスなどのベスト風に飾りをつけた胸元部分もベストと言うことがある(婦人服の場合はボディスとも呼ばれる)。

 

wikipediaより

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